火災保険に大異変が起きている!?
宇佐美です。さて、今回は火災保険のお話。
チョット気になるお話が先日話題になったので皆さんにもお知らせしたいと思います。
ポイントになるのは、物価の高騰。特に建築費の高騰なんです。
確かに、ここ2~3年はあらゆる物価高騰が皆さんの生活を圧迫するということで大きな話題になり、またそのさらに前には建築資材全般が大幅に値上がりする“ウッドショック”がありました。
また、家を建てた時には8%とか5%だった消費税が10%に上がっている。などなど、様々な要因で建築費は大幅に高騰しています。
ざっくりですが、この10年前でおおよそ1.5倍!?
冷静に言ってチョット驚きですよね
そこで大切なのが火災保険のご契約内容。火災保険って2,000万で家を建てた時には当たり前に2,000万の保険に加入しますね。
因みに火災保険。多くの場合には「時価」ではなく、「新価」とか「再調達価格」での契約になっています。「同じものを建て直す」または「同じものを買い直す」のに必要な金額で評価する、そして万一の際のお支払いがされます。
さてところが、2,000万の保険に入っていて、今同じ建物を建てるのに必要な費用が3,000万だとしたら?モチロン万一の際に受け取れるのは2,000万円まで。残念ながら同じ建物を建てるのには全然足りません。
そしてもう一つ。ご加入の火災保険のルールにもよりますが、「比例払い」という支払われ方になるケースがあるんですね。
実際の事故の中でも全焼というのは本当にごくごく一握り。何十万くらいの事故が圧倒的に多く、百万単位ともなれば、それはもう大事故の部類です。
十分な保険が掛かっていないご契約で「比例払い」だったとすると、全焼ではなく一部損害だった時にも支払われる保険金が大きく削減されちゃうって事も普通にあり得るんですね。
火災保険では1年契約ってほぼ見かけません。ほとんどが5年以上で、場合によったら「35年契約の火災保険に10年前から加入している」みたいな人も決して珍しくない。
確認の機会も限られると考えると本当に恐ろしいです!
これが火災保険の大異変!チョット難しい話ですが・・・
そんな時のために私たちがいます。是非お気軽にお問い合わせください。
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