スズキシンヤBです。
放送のラジオではタイトルのお話をさせていただきました。

前回は地震火災のお話をさせて頂きましたが、今回は地震による自動車の被害補償についてです。

このお話は以前にもお話いたしましたが、今回のような大きな地震被害の映像が報道によって流され、建物が倒壊などして車がつぶされている映像などを観ると、いつも気になる事があります。ですので、もう一度お話させてください。

それは、自動車保険の「車両補償」部分では、特約を付けない限り「地震・噴火・津波」での車両被害は補償されないという事です。
たとえ車両保険をフルカバータイプで契約したとしても、車が損壊した原因が、「地震・噴火・津波」だった場合には、補償対象外ということです。
保険会社によっては、「地震・噴火・津波車両全損時一時金特約」というものがあって、全損した場合には、車両保険金額の一部の保険金を一時金として払いますよという特約です。
したがいまして、２００万円の車両保険金額を設定したお車が、２００万を超える損害があった場合に受け取れるという特約になり、車両保険金額の全額までは払ってもらえるものではありません。
ですから、一部損害では補償対象外なので、200万円の車の被害が５０万円だけでは適用になりません。
皆様も、自動車保険の更新やご契約時には、ご自宅や職場の車の保管環境が建物の階下にあったり、老朽化の進んだ車庫の中にあるなど、また津波の浸水エリアかどうかなど、そして全損で車両保険金額の一部だけ受け取れる特約が自分自身とって必要なものなのかをご判断いただき、保険担当者としっかりとお話をして、お手続きいただけましたら幸いです。

ボイス・キュー／1月24日（水）17:50～
みらいずステーション／1月29日（月）17:55～

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