いろはに通信

非常時のトイレ事情

宇佐美です。
新年早々の能登の震災から1ヶ月以上を経過しました。
雪や寒さが厳しさを増すシーズンとも重なり、被災地は二次災害、三次災害的なダメージが深刻です。
ライフラインは徐々に復旧してきていますが、そもそも自分の家で生活できない方も多く、日常を取り戻すのにはまだまだ時間が掛かりそうですね。

“災害時や避難生活の中で困ること”と言うと、まず何が思い浮かぶでしょうか?
多くの人は備蓄や水・食料を最初に挙げ、その先に水道・電気・ガスというライフラインをイメージすると思います。
専門家たちの間で災害時に最も困ると言われるモノ・・・実は『トイレ』なんです。
大震災では断水に加えて排水パイプ等が壊れ、トイレが使えなくなります。排水異常で汚物や汚水があふれ出したりもします。

その時・・・
衛生面や悪臭など、劣悪な環境に陥るのはモチロンのこと、さらに深刻なのは健康被害。人は飲食を我慢することにはある程度対応できますが、排せつは我慢できません。それでもなるべく我慢しようとする、飲食を控えるようになる、体調に不調を生じる、極度のストレス状態に陥る・・・胃腸炎や感染症、エコノミークラス症候群など想定される健康被害は様々で、本当に深刻です。

仮設トイレ等の支援を充実させることも課題ですが、まずは自己防衛。
備え方としては大きく分けて2つ。市販の携帯トイレや簡易トイレを備えておくか、または代用品などを活用した即席トイレで凌ぐか。

いずれにしても、事前の備えや知識が何もなければどうにもなりません。
「その時になって後悔しても始まらない!」
という訳で、自分自身のために今一度防災の備えを確認してみてください!
今ですよ、今!

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