老後資金を考えよう その1
宇佐美です。私たち保険マンは、「お金のプロ」。今回はその視点から老後資金についてのお話を。
キーワードは2つ。1つ目は『物価とお金の価値』、そして2つ目は『少子高齢化と老齢年金事情』です。
さて、まずは1つ目の物価について。ところで最近、物価がメチャ上がってませんか?
住宅費はここ数年でおおよそ1.5倍とか!?
クルマなんてビックリですよ!私たちが20代の頃までだったら新車でも安いクルマなら100万円、200万なら大衆向けのファミリーカー、300万を超えたら高級車ってイメージ。それが今や、その2倍くらいが当たり前の相場ですね。
毎日の生活に直結する食料品や日用品なんかも明らかに値上げされています。
物価が上がるのには、「円の力が弱まっている」という側面があったりもします。
物価が上がりながら所得もそれ以上に上がっていけば理想的な経済成長と言えるのでしょうが、その意味では日本経済は停滞した20年だったなんて話もよく聞かれます。
私たちの老後も、きっとあらゆる物価が上がっている。必要資金も当然増える。そして、貯蓄をしていても、その現金(円)の価値が下がってしまう未来を想定する必要もアリですね。
そして2つ目は、少子高齢化と年金事情。
社会保障の老齢年金って、『自分が納めたものを自分で受け取る』というお金の流れではなく、今私たちが納めているお金が、今支払われる老齢年金の原資になっている仕組みなんですね。
そして、納める側と受け取る側のバランス。1970年代では1人の老人を8人で支えていたものが、今や2人で1人を支えている状態。今後はさらに厳しい状況が避けられません。
社会保障の老齢年金は、とても重要な老後資金であるのは確かなのでしょうが、多くの高齢者の豊かな老後を支えられるほど潤沢ではないというのが実際のところではないでしょうか。
さて、今回お伝えしたいのは、「自分の老後に自分で備える」。この重要性です。
という訳で、次回は「では、どのように賢く備えるの?」って話。シリーズ第2弾をぜひお楽しみに!
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