いろはに通信

小学校で「水辺の危険」座学と「着衣泳」実技講習を実施しました

スズキシンヤBです。

放送のラジオではタイトルのお話をさせていただきました。

今年の暑さも早くから始まり・・・年々夏の始まりが早くなってしまっています。

そんな陽気のせいもありますが、悲しい水の事故が、今年も既に後を絶ちません。

そこで私が所属します三島市立向山小学校おやじの会は、子供たちに水難事故が起きてほしくないと、今年は「着衣泳」を企画しました。

しかも、たまたま小学校の先生たちも、ここ数年「着衣泳」が授業としてできていなかったが、今年こそは「着衣泳」を実施したい・・・しかし「着衣泳」をキチンと学んだ教員がいないということで、おやじの会からの提案は、渡りに船だったようで、企画はスムースに進み実施の運びとなりました。

講師は、現役レスキュー隊のおやじの会メンバーが探してくれました、公益社団法人日本水難救済会から「イカおやじ」こと、元海上保安学校校長の江口講師により、二日間にわたり「水辺の危険と対処法」の座学と、別日に着衣状態での水の中での身体の動きの確認から、呼吸の確立、もし着衣で落水した場合にはこのように行動すれば良いという実技指導をして頂きました。

水に落ちてからどうするのかではなく、水辺にはどんな危険やリスクがあるのかという知識の座学と、不用意に着衣状態で水に落ちてしまったらどうすればよいのかという内容で、私としては子供向けの水のリスク講習としては、最新ではないだろうかと感じてしまうくらいでした。

スケジュールの関係から、今回は4年生と6年生にしか実施できませんでしたが、本当は全学年、そして日本中の全小学生に受けていただきたい講習でした。

向山小学校の4年生、6年生は「水辺のリスク」意識が高まったと信じています。

過去にも実際に水難救助をしていた私だから言うのではないですが、子供の水難事故は、やはり親や大人の責任です。

子供から目を離すならば、水辺には子供を連れて行かない、子供だけでは水辺に遊びに行かせないぐらいの事でないと悲しい水難事故は起きてしまいます。

川で遊ばせるなら、下流側に親が立つ!海で遊ぶならば沖側に親が立つ!「パパママポジィション」が大切です。

まだまだ暑い日は続きます。

ラジオを聴いた、このブログを読んだ保護者の方は、お子さんを水辺で遊ばせるならば絶対にお子さんから目を離さないでほしいです。

そして、大人でも水難事故にあいます。本当に気を付けて水辺でのレジャーをお楽しみください。大人でもライフジャケットはマストですよ!

 

ボイス・キュー/7月30日(水)17:50~

みらいずステーション/8月4日(月)18:00~

 

『いろはにほけんの*あしたリスク*』好評放送中!

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